コロンビアのメデジンで強盗に襲われました。
旅人から教えてもらっていた点は注意していたものの、それだけでは不十分だったようです。
この記事では、強盗に対する『基本的な対処法』と『今回の事件で学んだ予防策と対処法』についてご紹介します。
強盗に襲われた状況
事件当日はMAMMという美術館に映画を観に行っていました。
映画は午後8:30に終了し、そこからLas Vegasと呼ばれている4車線の道路沿いを1人で歩いていました。
深夜ではないことと、大型道路沿いであることから安全だと判断した上での行動です。
しかし、突然道の反対側から黒人男性が私の方へ近づいて来ました。
EAFIT大学前で発生
強盗に襲われた場所は、大型道路Las Vegas沿いのEAFIT大学前です。
車は常に数台は走っていますが、渋滞になるようなことはありません。
金曜日の夜9時には学生達も少なく、歩道は人通りが少ないという状況。
予防策1
夜の一人歩きは避ける
各地域の治安に大きく左右されますので、現地の人に安全な時間帯を聞いておいたほうが良いでしょう。
私は事前に夜中の12時以降は一人歩きを辞めたほうが良いと聞いていましたが、夜9時に犯行に遭いました。
例外はありますので、夜はタクシーを使うのが最善の策でしょう。
EAFIT大学側の歩道はフェンス越しに見晴らしが良いですが、私が歩いていた反対側は壁沿いを歩く形になります。
予防策2
壁に沿った道は避ける
壁際で犯行が行われたら、他人からは何が起こっているのかわかりません。
フェンス沿いの道なら、見晴らしが良くなるため通行人や防犯カメラに目撃されるため、犯行が行いづらいです。
EAFIT大学については「コロンビア留学|EAFIT大学でスペイン語講座」をご覧ください。
強盗犯とのやりとり
私の方に向かって来た強盗犯に私は「Hola!」と挨拶をしました。
メデジンは親切な人が多いので、まさか強盗だとは思いもしませんでした。
強盗犯は私に「Money money!」と連呼します。
そして、ナイフか拳銃を私に突きつけてきます(暗がりだったので見えませんでした)。
私はポケットに入っていた$40.000(約1,500円)を渡しました。
対応策1
抵抗しない
強盗の多くは生活に困っている貧困層です。
我々が思っている以上に、傷害に及ぶハードルは低いです。
数万円を守るために、数万円の医療費と時間を費やすことになりかねません。
さっさと金品を渡してしまいましょう。
強盗は続けて「Teléfono teléfono」と携帯電話を出すように言ってきます。
上記の対応策1とは異なりますが、私はこれは受け入れませんでした。
スマホには重要なデータが入っており、その損失は非常に大きなものだったからです。
対応策2
廃価版の携帯を用意しておく
1,000円程度で購入できる通話専用の携帯電話が売っています。
貧困層向けの商品ですが、現地の人たちは強盗対策用としても使っています。
強盗はお金と携帯を要求するのが現代のトレンドになっていますので、高価なスマホ有効な対策です。
私はお金だけだと主張して、追加で$100.000(約3,800円)渡しました。
強盗はそれを受け取って、仲間とともにバイクで逃走していきました。
*通常、このような犯行は2人1組で行われます。
1人は実行犯でお金を奪う役割。
もう1人はバイクの運転兼、見張り役です。