『自宅のバスタブでお湯に浸かって一日の疲れを癒す』と言うのは日本特有の贅沢。
これ世界基準で見ると物凄く恵まれた環境なんです。
日本人留学生は国によっては以下のようなトラブルを抱えたりする事があります。
- バスタブが無い
- シャワーのお湯が出ない
- 肌や髪がガザガザになる
そんなトラブルにどう対応したらいいのか、とっておきの秘策をこっそり教えちゃいます。
Contents
超清潔な国民、日本人
日本は世界でも有数の『超清潔な国民』と言われています。その理由をご存知ですか?
その理由はビックリ、毎日お風呂に入る、更にほぼ毎日髪を洗うから。
これって、世界標準で見ると当たり前の事ではないんです。
日本だと風邪気味等で髪を洗わずに寝てしまったら、そのまま学校や会社に行くのちょっと戸惑いますよね。
留学に行ったらそんな心配はまるで不要!!
人や国によっては1週間に2,3回髪を洗う、と言う人が非常に多いのです。
さらに、髪を洗うのは週に1回、と言う人もいるほど。
日本人、留学先でのお風呂心得
でも、ちょっと待って??
「なんだ、日本人は清潔な国民性なのか、じゃあ問題ないじゃん」、と浮かれてばかりもいられない。
なぜなら、そんな「毎日髪を洗う日本人」をあまり良く思わない人達が実は存在するから。
例えば、留学中、ホームステイやシェアハウスに住んで誰かとお風呂場を共有するとしましょう。
日本のようにボタン一つでジャージャーお湯が出てくるわけではない生活環境で、日本人留学生が毎日髪を洗ってるのでは同居人もうんざりする事でしょう。
心得1:お風呂場を占領するべからず
ヨーロッパや北米の国はシャワーとトイレ、洗面台が一体の物件が多いです。
髪を毎日洗われたのでは、同居人は大変困るのです。
- トイレを使えない
- 歯磨きができない
- 出掛ける前の身支度ができない
できるだけ手短に、また相手の行動時間も考えて時間が被らないように工夫しましょう。
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心得2:お湯は大変貴重である
日本のように『シャワー=お湯がいつでも出る』と言う環境は中南米の国によっては珍しい事である場合も。
お湯が出るシャワーは貴重で、お湯の量に制限があったりお湯が出るまで時間がかかったり。
そんな貴重なシャワーのお湯を毎日じゃぶじゃぶ使われたのでは、たまったもんではないようです。
場所や環境によっては、お湯はくれぐれも大切に使いましょう。
中南米は1年を通し気温の高い場所が多いので、『お湯が出なくても日中の比較的暖かい時間帯に水シャワーでさっぱり』と言うのも良いかもしれませんね。
事実、コロンビアやメキシコでは1日に1,2回水シャワーを浴びるなんて事もあるようです。
管理人のケロンさんは、グアテマラ留学中は気温の高い日中にシャワーを浴びていたそう。
それでも、シャワーがぬるくて湯冷めしてしまうみたい。
詳しくは「グアテマラ留学|「4つのメリット」と「4つのデメリット」をご覧ください。
髪を毎日洗わない本当の理由
「じゃー、お湯じゃなくて水でなら毎日シャンプーしてもいいの?」と思ったあなた。
他の国の人が毎日髪を洗わないのには、れっきとした別の理由があります。
水の質には軟水と硬水があるのはご存知だと思いますが、ヨーロッパの国の多くは硬水です。
そこに大きな問題があるのです。
軟水、硬水ってなあに?
軟水か硬水かは水に含まれるミネラルの量で決まるのですが、ミネラルが多いと硬水。
実はこのミネラルが人の髪や肌にはちょっと厄介な存在なんです。
水に溶けないミネラルの成分が石鹸やシャンプーの成分と結合してカスとなり、肌や髪に残ってしまいます。
そして、そのカスこそが『肌の痒みや乾燥』や、『髪の毛のゴワゴワ、ギシギシ』を引き起こしているのです。
つまり硬水が結果として肌や髪の不調を引き起こしていることになります。
そのため『家にバスタブがあってもお湯は浸からない』『毎日髪を洗わない』と言う人が圧倒的に多いのです。
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現地の商品、現地のやり方が実は一番おススメ
ここで、留学先でのお肌のトラブルや髪の毛のゴワゴワが気になる方にちょっとアドバイス。
まず日本のシャンプーや石鹸は軟水用に作られているものが多いです。
日本の気に入ったシャンプー等があってもできれば留学先の硬水用に作られたものを現地調達する方が良いでしょう。
「海外の洗顔は泡が立たなくて洗った気がしない」と言う話を耳にしますが、実はここにもヒントが。
先ほども説明したように硬水で石鹸を使うとカスが残ってしまい、そのカスが様々なスキントラブルを引き起こします。
その為、現地の洗顔は石鹸タイプではなく、クリームやジェル、ローションタイプの物が圧倒的に多く、その方がお肌に良いのです。
顔を洗った後にはトニックで水をふき取りたっぷりの保湿もお忘れなく!