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床掃除は水洗いで!
スペインでは掃除機をかけることが滅多にありません。
そのせいか、スペインの掃除機はやけに大きいうえに、吸引力がないのであまり使い物になりません。
その代わり、スペインで発明されたと言われる掃除のマストアイテムがどこの家庭にもあります。
それが、このモップとバケツです。
この掃除用具はバケツにある受け皿にモップをセットしてぐっぐっと上から押すだけで、簡単に水が切れるような仕組みになっています。
スペインの家の床はタイル張りである場合がほとんどです。
日本の様に畳の床はもちろん、カーペットの家はほとんどありません。
スペインの家では床をモップで丸ごと水洗いの様に掃除します。
雨があまり降らないので、湿気が少ないのもスペインの気候の特徴です。
床が水でびしょびしょになっても、ほんの数分で乾いてしまうので掃除がとても楽です。
スペイン人はとてもきれい好き。
床のモップ掛けを日課にしている人も少なくありません。
しかし、掃除のときに使う洗剤が日本人にとってかなりきつい香りだったり、強い塩素を使っていたりします。
留学先で掃除したばかりの部屋に入って気分が悪くなることがあるので、気をつけましょう。
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トイレにある2つ目の便器
ホテルのみならず、個人の家でもスペイン留学中によく目にする2つ目の便器。
1つの便器には水洗タンクが付いているので普通に用をたすために使います。
もう1つの便器には便器に蛇口が付いただけの簡素な作りです。
いったい何に使うのでしょうか。
使用用途が分からない日本人の中には、男性用の小便器だと思ったり、手を洗うものだと勘違いしてしまうことがあるようです。
正解はビデです。
ヨーロッパは本来シャワーを毎日浴びる習慣がありません。
そのため、局部だけを簡単に洗うためにビデがあるのです。
日本人にとってあまり使用する機会がないものです。
お風呂については「留学中のお風呂事情|快適に過ごせる秘策お教えします。」もご覧ください。
まとめ
スペインは先進国の一員なので、留学中に『お湯が出ない』『電気が通らなくなる』といった生活の問題はそう起きません。
しかし、文化面では日本と違いが大きいので、いろんな面で戸惑うことがあるかもしれません。
自分の習慣を絶対と盲信することなく、スペインの生活に潜む謎を知ることで、スペイン留学がより楽しいものになるでしょう。
次回→「スペイン留学の成果|僕が実際にスペイン語を活用したこと」