スペイン語留学で身につけたスペイン語を実際に活用することはできるのでしょうか?
時間とお金を使って留学までして、そこで身につけたものが何にも使えなかったら嫌ですよね。
スペインに1年留学して、DELE B2を取得した僕が、その後実際にスペイン語を活用した事例を紹介したいと思います。
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スペイン語検定DELE B2を取得する
スペイン語学習の一つの目標としてDELE B2 (注1)を掲げる人は少なくないと思います。
このレベルから社会的に「スペイン語を使うことができる」と認知されるからです。
僕はスペインの留学を終えて、日本に帰国してすぐにDELE B2を獲得しました。
これから書くことは全てB2の資格を得た後に体験したことです。
注1)
DELEとは、スペイン教育文化スポーツ省の下に実施される公的なスペイン語の試験のこと。
ヨーロッパ共通参照枠(CELF)の基準に則って、A1~C2までの6段階のレベルに分けられています。
「国境なき医師団」など、世界的に活躍する団体も言語のレベルはB2以上を求めます。
詳しくは「DELE|スペイン語検定試験DELEとはどういった試験なのか」をご覧ください。
スペイン語通訳
僕がスペインへの留学した理由は料理関係の仕事をしたかったためです。
日本に帰ってきてからは料理の仕事をする傍ら、スペインへ出店したい料理関係の人たちの通訳や現地案内などをしました。
通訳に必要な専門的用語は、スペイン留学中にも精力的に料理関係の本などを読んで情報収集していたため、カバーすることができました。
しかし、実際に出店計画などの話し合いとなると、料理以外にも『資金運用の話』『物件情報』『法律関係の話』などもあり、様々な分野の言葉を勉強する必要があると痛感。
自分のためにする勉強と、仕事とでは責任が違うんです。
細部まで意味をくみ取ろうとして、語学力のさらなる向上につながりました。