フランス語留学先はフランス以外にもあるのをご存知ですか。
私が実際に検討した、フランス語留学ができる国や地域のメリット・デメリットをまとめました。
フランス以外にも留学先がありますので、フランス語留学を考えている人は参考にしてみてください。
フランス語留学の候補地
フランス語留学をするにあたって、まず検討したのが留学先です。
フランス語はスペイン語同様に、世界の様々な場所で話されているので選択肢がたくさんあります。
私が主に検討したのが以下の場所です。
- フランス
- ベルギー、スイス、ルクセンブルグ
- カナダ
- 北アフリカ
- マダガスカル
- 中米諸島
- ニューカレドニア
場所によってメリットとデメリットがあるので、シーズンなどを考慮に入れながら大いに悩みました。
フランス
フランス語留学先の王道。
間違いなくフランス語留学先として一番人気の国ですね。
メリット
- スタンダードなフランス語が勉強できる
- フランス語ネイティブの中で生活できる
- フランス文化を学べる
- フランス料理を堪能できる
世界で話されているフランス語は国や地域によって、単語や表現が多かれ少なかれ違います。
その中でも、世界的なゴールデンスタンダードがフランスのフランス語です。
フランスのフランス語を身につけて、困ることは少ないでしょう。
当然のことながら、フランスにはフランス語を母国語とする人々が暮らしています。
一日中フランス語に囲まれて生活することで、実践的なフランス語が自然と身に付いていきます。
フランス文化に触れられるのも大きなポイントでした。
世界に名高いフランス文化を身をもって体感することは、良い経験です。
また、料理が美味しいということは留学生活を充実させる大きなポイントです。
デメリット
- 物価が高い
- シェンゲン協定
- 冬が寒い
フランス留学の大きなデメリットが金銭面です。
生活費は色々抑える方法がありますので、同じく物価の高い日本で暮らしている人には大きな問題にはならないと思います。
しかし、語学留学生にとって致命的なのが学費です。
大学の学費は安いけど、フランス語学校の学費は高い。
シェンゲン協定も語学留学生にとっては障害になります。
フランスではシェンゲン協定によって、ビザ無しでの連続滞在は90日間が限度です。
期間延長は出来ないと考えていいでしょう。
フランス語学校と連携して学生ビザを発行してもらって90日以上の滞在も可能ですが、事前に日本にあるフランス大使館に行く必要があります。
私みたいに海外に滞在していたり、思いつきで行動する場合は学生ビザの取得は非現実的です。
語学習得に90日は非常に少ないです。
シェンゲン協定では加盟国以外で90日間過ごしたら、再度フランスで90日間滞在が可能になります。
語学習得に最低限必要な期間が6ヶ月と考えると、一度フランスを出て、戻って来なければなりません。
留学先で恋人が出来たときのために「体験談|日本人留学生のアンダーヘア問題」を読んでおくことをオススメします。
ベルギー、スイス、ルクセンブルク
ヨーロッパには、フランス以外にもフランス語を公用語として使っている国が他にもあります。
フランスと隣り合っているベルギー、スイス、ルクセンブルクです。
メリット
- フランス語ネイティブの中で生活できる
- フランスよりも観光客が少ない
ベルギー、スイス、ルクセンブルクでも、フランス語ネイティブの生活環境で暮らせます。
語学を学ぶには重要なポイントです。
観光客がフランスと比較すると少ないこともメリットになるかと思います。
観光客が多いと街が騒がしくなったり、英語が混入する割合が高くなってしまうからです。
デメリット
- 物価が高い
- 多言語が混在している
- 英語が堪能
物価が高いのはフランスと同じです。
フランス語学校の授業料も容赦なく高い。
ベルギー、スイス、ルクセンブルクの特徴が複数の公用語を持っていることです。
フランス語を公用語としている地域もあれば、ドイツ語など他の言語を公用語としている地域もあります。
大きな問題点が「彼らは英語が堪能」という点です。
アジア人には英語で対応するという暗黙のルールがあります。
せっかくフランス語の環境で生活したいのに、英語で話されては台無しです。
留学生活を快適にするために「留学準備|留学先で大活躍する日本からの持ち物とは?」をご覧ください。