Airbnbで詐欺被害に遭いましたので、経緯や手口を公表します。
被害総額は51,580円。
手口はairbnbのキャンセルポリシーを利用したもの。
これには多くの人が犠牲になり、泣き寝入りしていると思われます。
大家は意図的にairbnbのキャンセルポリシーを悪用。
airbnbは問題の状況を検討せずに、詐欺を擁護する始末。
最終的に、1ヶ月分の家賃の3/4が返金されませんでした。
実際に起きた出来事を記録しました。
自分の身を守るために、airbnbを利用する人は参考にしてください。
Contents
Airbnb詐欺被害の経緯
フランスのリヨンで家探し
2019年1月からリヨンに行くため、私はairbnbで滞在先を探していました。
個室を貸し出している家を探していたところ、今回私が被害に遭った家を発見。
私が被害にあった物件
レビューも豊富なので、当時は問題ないと判断しました。
年始ということもあるのか、残っている物件が少なかったため、早い段階で滞在の申し込み(リクエスト)。
これが、11月15日。
大家からの返信がない
11月16日にはリクエストが承認されました。
日付は変わっていますが、時間的にはすぐ承認されたので、自動承認機能だと思われます。
11月18日、私は確認のために大家へ返信を求めました。
滞在費が近くなっても連絡が取れないようだったら、急いで別の宿泊先を探さなければなりません。
もし当日にそのようなことになれば、さらに大変です。
しかし、その大家からは2日経っても連絡はありませんでした。
私は止むを得ず、11月20日にその予約をキャンセルしました。
新しい家を探すためです。
これで問題なく、この件は終わったと思いました。
キャンセルポリシーの罠
しかし、11月23日にクレジットカードの利用明細を確認した際に、宿泊費が引き落とされていることに気がつきました。
そして、それの返金が見当たりません。
私はairbnbのヘルプに、状況を伝えて返金を要請。
あらかじめ大家には「airbnbから返金要請があった場合に、同意して欲しい」とメッセージを送りました。
すると、今まで一度も返信をしなかった大家からは、すぐに「協力拒否」の連絡。
この段階で、この大家が「確信犯」であることに気付きました。
airbnbヘルプからの返信は「長期滞在のキャンセルポリシー」があるから、返金は大家の同意がいるとのこと。
このキャンセルポリシーが今回の詐欺行為の一因。
長期滞在: 初月分は返金不可、キャンセルは退去30日前までに必要
- 注意:長期キャンセルポリシーは28泊以上の全予約に適用されます。
- チェックイン前に予約がキャンセルされた場合、清掃料金は必ず返金されます。
- 宿泊料金(請求全額)の払い戻しは、下記の条件を満たす場合に適用されます。
- いずれかの当事者からの苦情がある場合は、チェックイン後24時間以内にAirbnbにレポートしてください。
- 必要であればAirbnbが仲裁し、最終決定権を持ちます。
- 正式にキャンセルするには、ゲスト側から「ダッシュボード」>「旅行」>「変更またはキャンセル」と開き、キャンセル確定ページでキャンセルボタンをクリックします。
- ゲスト返金ポリシー、酌量すべき事情、サービス利用規約が認めるその他の理由による自動キャンセルが、キャンセルポリシーより優先的に適用される場合もあります。これらの例外を今一度ご確認ください。
airbnbヘルプより抜粋
キャンセルポリシーには「28日以上の宿泊の場合、キャンセルする際は初月分の滞在費が発生する」とあります。
これが詐欺を擁護するとしてもです。
3/4の賃料が返金されない
ここからは、airbnbヘルプに問題を仲介してもらうことになりました。
airbnbヘルプの最初の提案は「予約状況を元に戻して、宿泊できるようにする」でした。
正直この大家と一緒に過ごしたいとは到底思いませんでしたが、滞在日までに彼女のボロが出ると思ったので承諾しました。
しかし、大家はこれも「拒否」です。
まともにairbnbでお金を稼ごうとする人間のやることではありません。
最終的にairbnbヘルプがこちらの同意無く「私に賃料の1/4を私に返金する」という決定を下しました。
その連絡以降、airbnbヘルプはこちらの連絡を無視しています。
被害総額は51,580円。
私はairbnbヘルプに強気で意見したので一部返金させましたが、譲歩していたら何も戻ってこなかった可能性が高いです。
この仲裁が入っている間、私の連絡を無視し続けていた大家は、airbnbヘルプの問い合わせに対しては迅速に対応。
私に対する彼女の態度は、差別なのかとも感じられます。