僕は2009年にスペインのマドリッドとバレンシアで、5ヶ月ずつスペイン語留学をしました。
この経験を皆さんと共有することで、スペイン留学を考えている人の後押しができれば嬉しいです。
はじめに、あなたはなぜスペイン語を選んだのでしょうか?
スペイン語は現在、世界で多くの人に話されている言語の一つです。
大学等で第二外国語を選択するときに「スペイン語ならつぶしがききそうだから」と選んだ人は多いのではないでしょうか。
確かにスペイン語を話す人口は多いですが、スペイン語は習得するのが簡単な言語であるとは言えません。
またスペイン語はそれぞれの国によって大きく違うため、例え“一つのスペイン語”を話すことができたとしても、それがモノとして使えるようになるのは地域的に限定されてしまいがちです。
スペインでスペイン語を勉強する利点とは何なのでしょうか。
僕がこれから紹介する「なぜスペインで語学留学をすることに決めたのか」という事が、問題の解決の助けになれば幸いです。
Contents
なぜ、スペイン?
…と、前置きでもったいぶってしまいましたが、僕がスペインで語学学習をすると決めた理由は、実に単純明快。
それは、親戚がスペインに住んでいたから!
叔母がスペインにずって住んでいて、僕が小さい頃からいとこ達が日本に来るたびに一緒に遊んでいました。
そのため自然と僕の中では「外国=スペイン」という構図が出来上がっており、小さい頃から漠然と、いつかスペインに留学したいという思いがあったのです。
そんな中、高校卒業の時に大きな転機がやってきました。
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スペイン語留学をすると決めた日
高校3年生の時、僕も他の人たちと同じように大学入試を受けたのですが、途中からどうしてもやる気がでなくなってしまいました。
同時にスペインでスペイン料理の勉強をしたいと思うようになっていたのです。
折しも時代はスペインのヌエバ・コシーナ(nueva cocina、化学や物理などの新しい技術を用いた「新しい料理」の意)が世界的にもてはやされていた時代。
僕は大学の参考書を読む代わりに料理の雑誌に没頭してしまっていました。
そんな状態だったので、当然大学入試には失敗。これを機にスペイン留学をしようと本格的に考えたのです。